日本最大級の産業廃棄物処理業者・リサイクル業者検索サイトです。

0120-33-8508

受付時間:10:00~18:00 (土日祝日除く)

エコノハサーチ

スマホ版メニュー

アルテック、再生パレット15%軽く、廃プラの処理単価下落、減量で採算改善

2008/05/20

ニュース

廃棄物リサイクル支援のアルテックは今夏から、廃プラスチックを使う製品輸出用パレットを一五%、軽量化する。パレット一枚あたりに使う廃プラの量を減らし、製造原価を抑制する。廃プラ処理業者は新規参入が相次いでおり、容器包装リサイクル制度で決められた廃プラの処理単価が下落し、収益が悪化している。生産見直しで廃プラの利用効率を高め、採算改善につなげる。

現在の廃プラを使ったパレットの重さは一枚あたり二十キログラム。これを十七キログラムに減量しつつ、従来並みの強度を得られるようにした。パレットが一定の強度を保てるよう、廃プラ中の異物をより効率よく取り除く仕組みを整えた。

減量化で廃プラの使用量を抑制し、採算改善につなげる。廃プラ材料の品不足を生産見直しで補う側面もある。

今夏以降、全国の工場にある成型機の金型を変更し、新製法に移行する。新たな設備投資には一工場あたり数千万円かかる見通し。

アルテックは子会社が運営する福井工場のほか、仙台や千葉、長野などで地元廃棄物処理会社などがつくったパレット生産企業に生産機械を販売している。また、これらの工場が生産したパレットを購入し、輸出企業に販売している。

同社は〇三年度から容リ法で収集したプラスチックをパレットに加工する事業を始めたが、業者の参入が相次ぎ、廃プラの処理単価が下落。〇八年度の落札単価は前年度より一五%低下し、収益を圧迫している。

〇八年度からは再加工業者に認められていた優先落札の条件が厳しくなり、材料を計画通り落札できなかったり、割安な価格での落札になったりした。取引先の一部の工場では採算悪化が避けられなくなっていた。

燃え殻リサイクルのことは大栄環境にお任せください。

一覧へ戻る