アミタグループ、東日本大震災に伴う産廃処理の課題解決を支援
2011/03/28
ニュース
アミタグループは、東日本大震災で生じた産業廃棄物の処理などにかかわる対策を支援する事業を始める。アミタグループには震災後、産業廃棄物の処理に関する相談が多く寄せられた。そこで、震災による想定外の産業廃棄物の問題を解決する「震災支援セットアッププログラム」を立ち上げた。
このプログラムは、相談から最短1週間で産業廃棄物の処理に対応すると同時に、顧客の状況に応じて廃棄物の適切な処理方法をアドバイスする。アミタで引き受けられない廃棄物の場合は、処理を委託する会社を紹介する。専用の窓口を設け、フリーコールで専門スタッフが応対するほか、ウェブや電子メールで相談を受け付ける。
このプログラムのほか、仮設住宅の快適性を向上させるギフトセットも開発した。無垢(むく)材の床タイル4m2分とヒノキの無垢天板の座卓で、特別価格2万6000円。無垢材は湿度を調整する機能があり、仮設住宅でも快適に過ごせるという。また、国産間伐材を使った割り箸1万膳を被災地に無償提供した。
さらに災害支援基金の設立も決め、3月末から約1カ月、社員、関係者らに寄付を呼び掛ける。基金は被災地支援に使う予定で、当面は集まった額と同額を会社が上乗せして寄付するという。
出典:ECO JAPAN