アミタ、廃棄物受け入れ拡大‐姫路・茨城に新設備
2009/04/07
ニュース
アミタは廃棄物の受け入れ能力を拡大するため、姫路循環資源製造所(兵庫県姫路市)と茨城循環資源製造所(茨城県筑西市)に新規設備を導入する。姫路循環資源製造所に廃棄物の混合設備と破砕設備を、茨城循環資源製造所には破砕設備を09年度中に導入する予定。新規設備の導入により、姫路循環資源製造所のセメント向け原料製造ラインにおける受け入れ能力は1日当たり240トンから約3・3倍の同800トンに拡大する。
姫路循環資源製造所に導入する混合設備はトナー粉などの微粉体や塗料かすなど水分含有量の多い廃棄物を混合する。同設備と新規の破砕設備を導入することで、セメント向け原料製造ラインの受け入れ能力を増強する。茨城資源循環製造所にも同様の破砕設備を導入し、受け入れ能力を拡大する。このほか、姫路循環資源製造所の循環資源開発センターに実験機器を設置するなど、リサイクル分野で09年度に約6億円の設備投資を実施する。
出典:日刊工業新聞