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アナログTVの不法投棄増加

2010/07/29

ニュース

 地上デジタル放送への完全移行を1年後に控え、芸南賀茂地域4市のうち呉、江田島、竹原の3市でアナログテレビなどの不法投棄が増えている。

 デジタル放送対応テレビへの買い替えが進む一方、法律が義務付けるリサイクル料の負担を避けて違反するケースが多いとみられ、行政は監視カメラ増設など対策強化を進めている。

 呉市では昨年度、道路脇の山に捨てられるなどした49台の不法投棄テレビを回収。2008年度の24台から倍増し、ほとんどがアナログテレビだった。

 江田島市でも、08年度の26台が、09年度は42台に増えた。すべてアナログで、1年前の09年7月から今年5月まで月0~3台で推移していた回収が、6月は8台に急増。本年度予算に計上した30台分18万円の処理費が不足するペースという。

 竹原市でも08年度の11台が、09年度は18台に増加している。

 一方、東広島市ではテレビの不法投棄は減少傾向。市は「家電を無料回収する業者の利用が多い」とみているが、全体の数は08年度136台、09年度119台、本年度も6月までに17台と他市に比べ高い水準にある。

 呉市は不法投棄全般に対する対策としてパトロールを継続しているほか、今月から市内に十数カ所ある監視カメラを1カ所追加。竹原市も本年度、2基増設した。

 江田島市は、自治会や関係機関などに監視強化を要請。東広島市も「地デジ完全移行に向け投棄が増える恐れがある」として警戒を強めている。

出典:中国新聞

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