し尿不法投棄、新たに2500リットル 社長追送検
2010/06/25
ニュース
佐賀市大和町のフジタ工務店が仮設トイレのし尿を嘉瀬川に投棄した事件で、県警生活環境課と佐賀署は23日までに、大量のし尿を不法投棄したとして、廃棄物処理法違反(投棄禁止)の疑いで、同社社長阿部浩二容疑者(39)=同市東与賀町飯盛=を追送検し、同社と男性従業員ら2人を書類送検した。
阿部容疑者の追送検容疑は、昨年7月~12月の間に約5回、従業員に指示し、仮設トイレを洗浄する際、し尿約2500リットルを配水管から嘉瀬川に流して投棄した疑い。
同課によると、阿部容疑者は約10年前に社長に就き、投棄指示は常態化していたとみられる。佐賀県は同社を今月8日から1カ月の指名停止処分にしている。
出典:佐賀新聞