ごみ袋偽造:会社社長逮捕 870万円支払い逃れ? 愛知
2013/10/04
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市場で使う指定ごみ袋の購入代金を免れるためごみ袋を偽造したとして、愛知県警生活経済課と西枇杷(びわ)島署は3日、青果加工販売会社「アイチヘルシーフーヅ」(同県豊山町)の社長、大山康造容疑者(62)=北名古屋市久地野河原=を有印私文書偽造の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は、2012年4月28日ごろから今年7月5日ごろまでの間、同社が出入りしている名古屋市中央卸売市場北部市場(豊山町)の指定ごみ袋に似せて文字を印刷したポリ袋計6万780枚を、印刷業者に依頼して偽造したとしている。
同署によると、市場では1枚250円の指定ごみ袋を使わなければならないが、大山容疑者が偽造した袋は1枚32円だった。同署は未使用の偽造袋約2万枚を押収しており、約4万枚を全て使ったとすると最大870万円超の支払いを免れた計算になる。
市場が同社の袋購入枚数に比べて廃棄するごみの量が多いことを不審に思って調べたところ、正規の袋とは材質が異なり、文字の印刷も粗かったため同署に通報したという。
出典:毎日新聞