ごみ投棄容疑で送検 知床、世界遺産登録後で初
2013/07/02
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北海道警は2日、世界自然遺産・知床にある道路の脇にごみを捨てたとして、廃棄物処理法違反の疑いで、斜里町の無職男性(50)を書類送検した。道警によると、2005年の世界遺産登録後、ごみの不法投棄での摘発は初めて。
書類送検容疑は、5月31日から6月1日の間、斜里町の道道脇に、残飯の入ったプラスチック製の弁当容器16個や、ペットボトル8本など計約3・5キログラムを捨てた疑い。
斜里署によると、男性は当時、町内のホテルに勤務。宿泊客をマイクロバスで送った帰り道で、車内のごみを捨てたとみられる。男性は「分別が面倒だった。人目につかないので見つからないと思った」などと供述しているという。
知床の自然環境保全に取り組んでいる知床財団(同町)の職員が6月1日のパトロール中にごみを見つけ、通報した。
出典:産経ニュース