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　産業廃棄物のおからを一般ごみと偽り、愛知県春日井市が運営するごみ処理場に捨てていたとして、愛知県警生活経済課と春日井署は２８日、廃棄物処理法違反（不法投棄）の疑いで、廃棄物処理業「大和興業」（同市神屋町）顧問浜口勝文容疑者（６６）を逮捕した。

　逮捕容疑では浜口容疑者は今年３月末から４月初めにかけ、春日井市内の食品加工業者から回収したおからを紙くずなどの一般ごみと混ぜ、収集運搬用のパッカー車で、市が運営する「クリーンセンター」（同市神屋町）に持ち込み、不法投棄するなどしたとされる。

　大和興業は、産廃だけでなく、市の一般ごみ収集運搬の許可も受けている。県警は、両方の許可があることを悪用し、回収した産廃を一般ごみに見せかけて同センターに投棄していたとみて調べる。市は昨年、同社に不法投棄をやめるよう３回にわたり、始末書を提出させていた。

　同センターをめぐっては、工務店から回収した木くずを一般ごみに見せかけて投棄したとして、２月にも市内の別のごみ収集運搬業者の役員らが逮捕されている。

出典：中日新聞

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