ごみ処分場6割が不適切 道調査、飛散や雨水の流出も (09/07 06:47)
2010/09/07
ニュース
岩見沢市ごみ最終処分場でずさんな管理が行われていた問題を受け、道が岩見沢市を含む道管轄の一般廃棄物23件最終処分場142カ所を5~8月に立ち入り検査した結果、6割に当たる80カ所で不適切な管理が確認されたことが6日、分かった。
岩見沢市のように施設外にごみが飛散する施設も同市以外に3カ所あり、道は80カ所を管理する65市町村と七つの組合に改善を指導した。
道によると80カ所のうち施設外にごみが飛散していたのは岩見沢市のほか芦別、三笠、赤平の3市。夕張、美唄両市など25カ所は施設内にごみが飛散していた。
また、岩見沢、赤平両市と上川管内鷹栖町の3カ所では、遮水の不備などから、廃棄物23件の層を通った雨水が施設外に流出していることが発覚。
埋め立てた廃棄物の量など維持管理状況の記録の作成や保存を適正に行っていなかった施設も31カ所あり、道はいずれに対してもごみの回収や再発防止を指導した。
出典:Doshin web