ごみゼロ活動を学ぶフォーラム…徳島
2008/05/13
ニュース
ごみの減量やリサイクルなど「ごみゼロ活動」を進める東京都町田市に学ぶフォーラム「40万人都市が目指すごみゼロへの道」が10日、徳島市中昭和町の県立総合福祉センターで開かれ、約60人が参加した。
人口約41万人の町田市は「ごみゼロ宣言」をしている上勝町を参考に、2006年から活動を推進。人口の多い自治体でも、ごみゼロを目指す参考にと、NPO法人「徳島共生塾一歩会」(新開善二理事長)が企画した。
この日は、町田発ゼロ・ウェイスト宣言の会の渋谷謙三事務局長が講演。市民が、行政と生ごみの減量化などを考える「ごみゼロ市民会議」の開催や、市が無料で生ごみ処理機を貸し出す活動を紹介した。
また、一部の地域で上勝町と同じごみ分別を行うモデルタウンを作り、その後全域に活動を広げる方法を説明。資源ごみをリサイクルセンターに持ち込むとポイントが付き、集めるとトイレットペーパーなどがもらえるポイントカードも導入した。
徳島市両国本町、印判店経営、赤岩伊佐子さん(59)は「大きい街でもやり方次第でごみを減らせると思った。分別をきちんとしたい」と話した。