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ごみと発酵ガスで発電 山口に国内初ハイブリッド施設

2014/02/14

ニュース

 ごみと、生ごみを発酵させて生じたガスを同時に燃焼し発電に利用する国内初のごみ処理複合施設「防府市クリーンセンター」が4月1日、山口県防府市新田で稼働を始める。ごみとガスのハイブリッド発電により3600キロワットを有し、約6千世帯分の電気をまかなう。

 クリーンセンターでは、家庭から収集した可燃ごみから、水分を多く含む生ごみを選び出した上で、発酵処理。メタンなどを含んだバイオガスを発生させる。

 このガスを、ごみと同時に燃やして蒸気を作り出し、タービンを回して発電する。ごみだけを燃焼する時と比べ、蒸気の温度が15%ほど上昇し、この結果、発電効率が2割向上するという。

 これまで埋め立てていた焼却後の灰もセメント原料にリサイクルする。隣接する屎尿(しにょう)処理施設と下水道浄化センターで発生する汚泥も新施設で処理する。

 新施設は川崎重工業グループが約100億円で受注し、平成23年9月に着工した。敷地面積4万8000平方メートルで、ごみ資源物を回収するリサイクル施設も併設している。

出典:産経ニュース

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