がれき処理費70億円 大島の土石流災害
2013/12/01
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伊豆大島(東京都大島町)の土石流災害で発生したがれき約11万トンの処理費が約70億円に上ることが29日、町への取材で分かった。9割を国が、1割を町が負担する見通し。
町によると、流木や木くずなど約3万トンは島外に運び、都を介して23区の清掃組合等民間業者にリサイクルや焼却を委託。土砂など残る約8万トンは島内で処理する。総費用のうち約24億円は島外への輸送費が占める。
一方、仮設住宅への入居希望は38世帯81人に上った。町は今後も増えることを見込み、43戸の建設を都に要請した。内訳は単身用15戸、2~3人用23戸、4人以上用5戸。都と協議を重ねながら、来年3月までの完成を目指す。
出典:産経ニュース