かすみがうら処分場の不法投棄:廃棄物処理法違反で6容疑者を逮捕 /茨城
2009/07/17
ニュース
かすみがうら市の無許可産廃処分場であった不法投棄事件で、茨城・埼玉両県警合同捜査班は15日、埼玉県加須市、産廃処理会社「日本エコシティ」社長、野本重幸容疑者(43)ら6人を廃棄物処理法(再委託禁止)違反などの疑いで逮捕したと発表した。
逮捕容疑は、野本容疑者ら2人は4月23~24日、処分を委託された産廃約70立方メートルを、無許可廃棄物処理業者の柴野昇被告(43)=埼玉県春日部市、同法違反の罪で起訴=に代金40万円で再委託。他の4人は家屋解体工事で出た廃棄物の処理を柴野被告らに委託するなどしたとしている。
捜査班によると、6人は容疑を認めているという。同処分場の不法廃棄をめぐっては、柴野被告ら8人が6月下旬、逮捕され、協力者を調べていた。捜査班は処分場を開設し、廃棄を指示した男(48)=つくば市=についても同法違反の疑いで逮捕状を取って行方を追っている。
出典:毎日新聞社