【大阪製鉄】11月契約の一般形鋼販価、全品種据え置き|6ヶ月連続
2022/10/24
ニュース
大阪製鉄は19日、一般流通向けの形鋼全品種を11月契約価格(等辺山形鋼・不等辺山形鋼・溝形鋼)を前月比据え置く予定だ。急激な円安の影響などから「電力や燃料を中心とした市況品の調達価格が月を追うごとに上昇している」とし、現状の実効価格に据え置くと発表した。
販価据え置きは6ヶ月連続。中小の建築物件の低迷で一般形鋼需要の回復は遅れているものの、荷動きは低水準ながら9月に入り回復傾向。しかし、主原料の鉄スクラップ相場が停滞基調ながら、資源・燃料価格の急騰で先行きが見通しにくいのが現状だ。