【三菱商事】バイオマスプラスチックの生産・供給を開始 | 二酸化炭素削減へ
2022/10/03
ニュース
三菱商事は2023年前半にも、プラスチックの世界最大手の台湾・奇美実業や出光興産など3社と共同でバイオマスプラスチックの生産・供給を始める。
廃食油などからつくるバイオマスプラスチックの価格は、通常品より割高となるが、石油由来のものと比べて8~9割のCO2削減効果が期待できる。原料から廃棄されるまでの製品のライフサイクル全体で脱炭素を進める、自動車大手や家電メーカーの需要拡大に対応する。
バイオマスプラスチックの原料には廃食油などだけでなく、サトウキビやトウモロコシといった食料も使われるため、廃食油なども調達量が限られ、原料の調達を安定させるのが目前の課題となっており、各社が解決に努めている。