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「松島」山林に廃材 富谷の解体業、投棄の疑い

2009/05/20

ニュース

 日本三景「松島」がある宮城県松島町の山林に建築廃材などが不法に投棄されているとして、塩釜署は19日、廃棄物処理法違反の疑いで、関係する解体業者らを立ち会わせて現場検証をした。

 業者は富谷町の三幸工業。加藤幸二社長(66)は任意の調べに対し、「焼却費用を浮かせたかった。4トントラックで二十数回捨てた」などと話しているという。

 塩釜署は18日に同法違反の疑いで同社の事務所や社長宅を家宅捜索し、関係書類などを押収した。

 現場は松島町東部の手樽地区にある山林で、国の特別名勝や県立自然公園に指定されている。

 県廃棄物対策課などによると、山林内の砂利道わきの沢に、柱やトタンなどが土に交ざって放置されていた。産廃の総量は100トン前後に上る可能性がある。

 2007年秋、不法投棄のパトロールをしていた県職員が現場に積まれた廃材を見つけ、三幸工業と土地所有者に原状回復を要請したが、応じなかったため今年4月に塩釜署に相談した。

 現場近くでは2003年にも、木材やコンクリート片などを不法投棄したとして、塩釜署が別の土木工事業の社員らを逮捕している。
 塩釜署は20日も現場検証を続け、廃棄物の種類や量を調べる。

出典:河北新報社

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