「古民家再生」番組の優勝者、不法投棄で逮捕
2009/10/27
ニュース
新潟県警生活保安課と上越署は26日、魚沼市青島、建設業畔上則夫(60)、上越市新光町、会社員三上澄夫(62)、同市木田、建設会社員倉嶌康文(40)、同市安江、建設会社員小堺伸一(53)の4容疑者を廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した。
発表によると、畔上容疑者らは共謀し、2008年8月頃、同市三和区今保の住宅跡地に、家屋の解体工事で出た木くずなど約10トンを不法に埋めた疑い。倉嶌容疑者は一部容疑を否認し、ほかの3人はおおむね認めている。
捜査関係者によると、畔上容疑者は07年夏頃、現場に建っていた古民家の解体を所有者から依頼されて取り壊したが、その一部を放置。08年8月頃に再度所有者から整地を求められ、当時建設会社に勤めていた三上容疑者に処理を依頼し、下請けの倉嶌、小堺両容疑者の会社が整地を請け負ったという。
住民からの通報で今回の容疑が浮上した。
畔上容疑者は古民家のリフォームを主に手がけ、テレビ東京のバラエティー番組「TVチャンピオン」で、古民家のリフォーム技術を競う回に出演して優勝したことがあり、その経歴を宣伝に使うなどしていたという。
出典:読売新聞