「分別面倒だった」夫婦、ごみ44袋不法投棄
2013/07/05
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今年2月に家庭ごみの入ったビニール袋44袋を長野県千曲市森の山林に不法投棄したとして、千曲署は3日、市内の会社員の男(26)と、妻でパート従業員の女(29)を廃棄物処理法違反の容疑で長野地検上田支部に書類送検した。
ごみの総量は164キロにも及ぶといい、2人は「ワンボックス車に詰めこんで運んだ。分別が面倒だった」と供述している。
市廃棄物対策課によると、4月17日に別の課の職員が付近の林道を車で走っていたところ、山林の斜面に大量のビニール袋があるのを発見。2日後に廃棄物対策課の職員ら6人がトラックで袋を回収して中身を確認したところ、水道料金と携帯電話料金の明細書が見つかり、千曲署に届け出た。
ごみは、可燃ごみやペットボトル、缶などで、分別されている物もあった。同課がその後、2人に厳重注意し、ごみの分別方法について説明。袋の大半を2人に持ち帰らせたという。
出典:読売新聞