「リサイクル実施」67%、「不便でも循環型に」52% 内閣府調査
2009/08/03
ニュース
内閣府が1日発表した「環境問題に関する世論調査」によると、普段の暮らしでごみを減らすために「リサイクルを実施している」人は67.1%に達した。ごみ問題については92.4%が「関心がある」とした。
ごみを少なくするための取り組み(複数回答)では、62.0%が「レジ袋をもらわないよう、買い物袋を持参したり簡易包装を店に求めたりしている」と回答。2005年に実施した同様の調査(31.9%)の2倍近くになった。「詰め替え製品をよく使う」も63.3%と前回から8.3ポイント増。身近なところから環境問題に取り組む人が増えていることがわかった。
循環型社会の形成について「現在の生活水準(物質的な豊かさや便利さ)が落ちることになっても、循環型社会に移行すべきだ」が「多少落ちてもやむを得ない」と合わせて52.9%と過半数に達した。
出典:NIKKEI NET