「クロネコ小型家電リサイクルサービス」10月からスタート
2016/09/28
ニュース
ヤマトホームコンビニエンスは、リサイクル大手のスズトクホールディングスと廃棄物大手の大栄環境と業務提携し、独自の小型家電リサイクルシステムを10月から全国展開する。引っ越しなどで発生する不要な家電製品96品目をヤマトホームコンビニエンスが有料で回収し、スズトクと大栄環境が再資源化する。
まずは、北海道、沖縄、東北の一部を除く地域でスタート。西は兵庫県伊丹市、東は神奈川県川崎市に回収した小型家電を集約し、その後、西は大栄環境、東はスズトクが分担して再資源化を行う。費用は、小型のものは1箱1,000円、大型のものは1台2,000円から6,000円というように品目により異なる。当面の回収目標は、年間38万台。回収量では、3,800t。
2013年に、小型家電リサイクル法が施行されたものの、自治体の対応の遅れや、違法回収などが問題となっており、目標の回収量は伸び悩んでいる。このサービススタートにより、回収率増加が期待されている。