府中市 古紙無断持ち去り防止策 リサイクル業団体と協定
2016/05/26
地方自治体
府中市は、家庭などから資源として出された古紙が、無断で持ち去れる事案が続出しているため、古紙リサイクル業団体と持ち去り防止に向けた協定を締結した。
施策の一つとして、正規の収集運搬車100台に黄色の「古紙持ち去り根絶宣言ステッカー」を貼り、一般市民でも正規業者と持ち去り業者を簡単に見分けられるようにする。都内では初の試みで、製作などにかかる費用は団体が負担する。
府中市によると、2014年度に回収した古紙は約864tで、その2割程度の推計216tが持ち去られた。これは、リサイクルで収入となるはずの155万円に相当する。この協定締結により、持ち去り根絶を目指す。