大分県 産廃運搬車両を検問実施
2017/07/03
地方自治体
6月28日、大分県の西部保健所など3機関からなる「せいぶ廃棄物見守り隊」が産業廃棄物運搬車両の検問を実施した。せいぶ廃棄物見守り隊は、西部保健所、日田署、市で組織する不法処理防止連絡協議会が防止強化モデル事業として昨年9月に発足した。
同検問は、廃棄物の適正処理や不法投棄撲滅を訴えるもので、実施した場所は、日田市石井の国道212号の福岡県境付近。主な内容は、運搬基準適合性、マニフェストなど書類携帯の有無などを確認した。
2016年度、県内では、56件の不法投棄があり、西部保健所管内はこのうち4件。産業廃棄物の県内への搬入量は、福岡からが30%、熊本25%、長崎19%、宮崎15%で、県境を超えての移動が多いという。