50年の世界の廃棄物、10年比で2倍に 「環境白書」
2011/06/07
環境省
政府は7日の閣議で、2011年版「環境・循環型社会・生物多様性白書(環境白書)」を了承した。新興・途上国の経済成長に伴って、世界の廃棄物の総量が2050年に約223億トンと10年に比べて2倍に増える見通しとなり、日本の廃棄物処理・リサイクル技術の海外展開を進めるとした。
また東日本大震災によって発生した災害廃棄物の処分などの取り組みについても紹介した。
環境白書では日本の2010年夏の平均気温が統計開始後、最高になったのは、地球温暖化が影響していると指摘。温暖化ガスを減らすため再生可能エネルギーや省エネの技術開発の促進が必要と強調した。
出典:日本経済新聞