PCB廃棄物の保管状況把握を=被災自治体に通知-環境省
2011/03/30
環境省
環境省は29日までに、東日本大震災に伴う津波により、有害物質であるポリ塩化ビフェニール(PCB)を含んだ変圧器(トランス)やコンデンサーなどの電気機器の廃棄物が流出・散乱している恐れがあるとして、被災自治体にPCB廃棄物の保管状況などの実態の把握に努めるよう通知した。
PCB廃棄物は、適正処理推進特別措置法により、事業者に、保管状況などを自治体に届け出ることが義務づけられている。このため、通知は、届け出情報を基に保管状況の確認などを求めた。
このほか同省は、PCB廃棄物が破損しているのを見つけた場合、素手で触れず、ビニールシートで覆うことなど住民に周知することなども要請した。
出典:時事ドットコム