NTT東日本関東病院、院内処理可能な廃棄物を全て院内で処理することに成功
2010/09/24
環境省
日本初、NTT東日本関東病院における院内廃棄物処理の自己完結化について
~鈴与株式会社と紙オムツ処理システムを共同開発~
NTT東日本が運営しているNTT東日本関東病院は、日本で初めて、院内で発生した廃棄物(感染性廃棄物や汚物の付着した紙オムツなど)や院内処理可能な廃棄物を、外部に委託することなく全て院内で処理することに成功いたしました。
これまで紙オムツの処理は特別管理産業廃棄物(※1)として外部に委託していましたが、鈴与株式会社(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:鈴木 与平、以下、鈴与))と病院内の環境にあわせた紙オムツ処理システム「Ecolution-2 NS」(以下、本システム)を共同開発し、平成21年4月から実証実験としてNTT東日本関東病院に導入しております。
本システムを導入したことにより、年間の紙オムツ廃棄量を12t削減するとともに、CO2排出量を500kg(2リットルのペットボトルにすると13万本)削減することに成功いたしました。
今後もNTT東日本は鈴与と連携し、NTT東日本が運営する他の病院はもとより、本システムを広く世の中の病院へ展開させていくことで、より一層の地球環境への負荷軽減を目指して参ります。
※1:廃棄物処理法にて指定された爆発性、毒性、感染性その他の人の健康又は生活環境に係る被害を生ずる恐れがある性状を有する産業廃棄物。他の産業廃棄物よりも厳格な基準によって処理されることとなっている。
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出典:日経電子版