途上国にワクチンを YC4店キャップ12万個回収
2009/11/22
環境省
用済みペットボトルのキャップの売却益で、発展途上国の子供たちにワクチンを送る「エコキャップ収集運動」に取り組む下関市内の読売新聞販売店「読売センター(YC)」4店が21日、読者らから集めたキャップ約12万個を、市内のリサイクル業者に託した。
小月、長府東、豊田、菊川のYCで、4月から協力を呼びかけるチラシを新聞に折り込んだり、店舗前に回収箱を設けたりして、収集してきた。この日はYC小月の猪野喜代子所長が「皆さんの温かい気持ちのおかげで、たくさん集めることができた」と述べ、ペットボトルのリサイクルなどを手がけるヤマウチ(同市羽山町)の山内正則専務に手渡した。
ヤマウチでチップ状に処理されたキャップは、東京の化成メーカーに買い取られ、エコキャップ推進協会(横浜市)などを通じてワクチン購入に充てられる。ポリオの場合、約800個が1人分で、12万個は約150人分に相当する。
4店は引き続き、キャップ回収の協力を呼びかけており、問い合わせ、連絡はYC小月(083・283・1839)へ。
出典:読売新聞