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足元にリサイクル資材 地元廃ガラスを加工 /沖縄

2011/01/06

環境省

 本部町にある社会福祉法人豊饒会(饒平名知貞理事長)が運営するガラス系資源リサイクル施設「ガラスリサイクルもとぶ」で生産されているリサイクル資材が、北部地域の公共工事などで活用されている。同施設は「リサイクル資材が私たちの足元で使われていることを知ってほしい」と話した。

 名護市は昨年、同施設で生産されている廃ガラスを砕いたガラスカレットを使用した「インターロッキングブロック」を、中心市街地の道路整備や市大西の街路改良工事で活用した。また、本部町や金武町をはじめ、多くの北部市町村で廃ガラスを加工した緑化資材などが使われているという。

 同施設によると、北部地域から年間約1300トンの廃ガラスが回収されており、そのうち約600トンが名護市から出ている。リサイクル資材の約5割が主に北部地域の公共工事で活用されており、特に同市発注の工事で利用される割合が高いという。

 同施設の新里剛福祉住環境コーディネーターは「リサイクル資材の活用については住民などを含めまだ周知されていないところがある。リサイクル品でも品質が悪いということはないし、同様の商品と比べて高いということもない」とPRした。

出典:毎日新聞社

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