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直方市:奨励金引き下げ検討 古紙など回収活動団体へ補助 /福岡

2009/02/20

環境省

 直方市が古紙など集めた資源量に応じて自治会など地域の団体に補助している「リサイクル活動団体奨励金」事業について、奨励金の額を引き下げる方向で検討していることが分かった。市環境整備課は「住民負担分の補てんという趣旨に沿いたい」と話している。ただし「リサイクル意識が(市民の)末端まで浸透したとは言えない」として廃止には否定的な考えを示した。

 事業はリサイクルできる古紙(新聞・雑誌、段ボール)やアルミ缶などを集めて指定の回収業者に渡した地域の団体に、1キロ当たり8円の奨励金を市が交付する。ごみ減量化にあたり、住民負担を軽減する目的で91年度から始まり、現在は157団体が活動(登録)している。事業費は年約1000万円。

 市民ら第三者の視点で市事業の費用対効果を判断する「事業仕分け検討委員会」は昨年10月、団体側が奨励金とは別に業者からも収入を得ていることなどを理由に「リサイクル精神は十分育った」との意見が多数を占め「不要」と結論付けた。

 しかし、世界的な景気低迷の影響で、古紙などの価格の下落が続いており、このままだと住民側に負担がかかる恐れがあるため、廃止まではしない考え。見直し時期は夏以降になるという。

出典:毎日新聞

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