産業廃棄物処理事業振興財団など、「産業廃棄物と環境を考える全国大会」を開催
2012/09/05
環境省
産業廃棄物処理事業振興財団と、全国産業廃棄物連合会、日本産業廃棄物処理振興センターの産業廃棄物の適正処理を推進する3団体は、イベント「産業廃棄物と環境を考える全国大会」を10月26日に東京都千代田区のホテルニューオータニで開催する。産廃の迅速で適正な処理について探る。
全国大会は環境省と東京都が後援する。循環型社会形成推進功労者の環境大臣表彰式を行った後、環境省の廃棄物・リサイクル対策部長が「災害廃棄物処理の現状と課題(仮題)」について基調講演。続いて、国立環境研究所の資源循環・廃棄物研究センター長がコーディネーターを務めてパネル討論会を実施する。
パネル討論会のテーマは「災害廃棄物の速やかな処理を目指して(仮題)」。環境省の大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長、東京都環境局の廃棄物対策部長、東京産業廃棄物協会の会長と、東日本大震災被災地の岩手県産業廃棄物協会の会長、宮城県産業廃棄物協会の会長がパネリストを務める。
全国大会は11回目。今回は、震災に伴う災害廃棄物の適正な処理・リサイクルが求められる中、災害廃棄物は制度上、一般廃棄物に分類されるものの産業廃棄物に近いため、産業廃棄物の知識・経験の活用が期待されている、といった状況を踏まえ、災害廃棄物の早期の適正処理に関して考える。参加無料。ウェブサイトから申し込む。
出典:日経BP環境経営フォーラム