産廃処理施設「クリーンパークさが」で開所式
2009/05/18
環境省
県環境クリーン財団が建設した産業廃棄物の処理施設「クリーンパークさが」の開所式が16日、唐津市鎮西町菖蒲の同施設であった。地元住民など約140人が参加し、公共関与型の高度な処理施設の完成を祝った。
同施設は一日に84トンの産業廃棄物を焼却溶融できるほか、破砕や中和処理も実施。管理型の最終処分場も併設する。総事業費は110億円で、4月から本格稼働した。
1991年、民間業者が首都圏から廃棄物の搬入を計画したのが建設の発端。これを受けて県が土地を取得、第三セクターの財団を設立し、処分場建設を進めてきた。
式典では、財団理事長の古川康知事が「地元に迷惑も掛けたが、おかげで18年目にこの日を迎えられた。今日を節目に、住民の信頼を得られるよう運営したい」とあいさつ。地元の湊、菖蒲両地区の住民団体に感謝状を手渡し、テープカットした。
出典:佐賀新聞