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環境省、廃棄物処理・リサイクル系の新技術の発表会を4会場で開催

2011/11/08

環境省

 環境省は、廃棄物処理・リサイクル系の新技術を発表する循環型社会形成推進研究発表会を、大阪、東京、福岡、仙台の全国4会場でテーマ毎に開催する。本研究発表会は、環境省の科学研究費補助金「循環型社会形成推進研究事業」及び「次世代循環型社会形成推進技術基盤整備事業」における、平成22年度終了課題32課題の研究成果等を広く一般に公開するために実施される。

会場毎に予定されているテーマ等は以下の通り。大阪会場(12月6日)のテーマは「廃棄物管理・評価システムの開発」。

 龍谷大学の市川陽一教授による特別講演「環境モデルの構築と評価、実証」のほか、「廃石膏ボードの再利用技術システムの構築に関する研究」や「焼酎粕・デンプン粕の機能性食品化を起点とする経済・物質同時循環システムの構築」など、9課題について研究成果が発表される。

東京会場(12月13日)のテーマは「廃棄物資源化技術の最前線」。鳥取環境大学の田中勝教授による特別講演「世界の廃棄物処理」のほか、木質系バイオエタノールやバイオプラスチックの製造に関する技術など、9課題についての研究成果が発表される。

福岡会場(12月16日)のテーマは「リサイクル技術研究の先端」。野村興の金晃太郎顧問による特別講演「水銀の回収と利用について」のほか、「各種廃棄物焼却灰を主原料とした環境低負荷型混合セメントの開発」や「ミカン搾汁残渣を有効利用したリンの回収方法」など、7課題の研究成果が発表される。

仙台会場(12月20日)のテーマは「廃棄物に係る多様な課題に対する技術開発 ―災害廃棄物・アスベスト・国際資源循環ほか―」。大阪大学の藤田正憲名誉教授による特別講演「廃棄物適正処理研究・技術開発の課題」のほか、「災害廃棄物フローを考慮した大規模水害時における水害廃棄物処理計画策定手法の開発」や「赤外線を用いた安全なアスベスト廃棄物溶融処理に関する研究」など、多岐にわたる7課題についての研究成果が発表される。

本科学研究費補助金は、循環型社会の形成の推進、廃棄物の安全で適正な処理等に関する行政施策の推進・技術的水準の向上を図るために、関連する技術の研究・開発を支援することを目的としている。

 なお、「循環型社会形成推進科学研究費補助金」は平成23年度から環境省の他の競争的資金と統合し、「環境研究総合推進費」における「循環型社会の形成」を対象分野として運用されている。

出典:環境ビジネス

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