環境省 産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成26年度実績)について
2016/12/24
環境省
環境省は、平成26年度の全国の産業廃棄物の排出及び処理状況等について調査を行い、その結果を取りまとめて公表した。産業廃棄物の総排出量は前年比で約2.1%増加した。結果の概要は以下の通り。
■全国の産業廃棄物の総排出量:前年度比で約800万t(約2.1%)増
平成26年度総排出量:約3億9,284万t(前年度約3億8,464万トン)
■業種別排出量:上位5業種で総排出量の8割以上。(前年度同と同様)
1位 電気・ガス・熱供給・水道業 約1億103万t(25.7%) (前年度 約9,794万t25.5%)
2位 農業・林業 約 8,190万t (20.8%) (前年度 約8,296万t21.6%)
3位 建設業 約 8,161万t (20.8%) (前年度 約8,035万t20.9%)
4位 パルプ・紙・紙加工品製造業 約 3,261万t ( 8.3%) (前年度 約3,044万t 7.9%)
5位 鉄鋼業 約 2,864万t ( 7.3%) (前年度 約3,076万t 8.0%)
■種類別排出量:上位3品目で総排出量の8割以上。(前年度と同様)
1位 汚泥 約1億6,882万t(43.0%) (前年度 約1億6,412万t 42.7%)
2位 動物のふん尿 約 8,142万t(20.7%) (前年度 約 8,263万t 21.5%)
3位 がれき類 約 6,439万t(16.4%) (前年度 約 6,323万t 16.4%)
■産業廃棄物の処理状況:前年度に比べ、最終処分量が約11%減。
・再生利用量 約2億 968万t(53.3%) (前年度 約2億 541万t 53.4%)
・減量化量 約1億7,276万t (44.0%) (前年度 約1億6,751万t 43.5%)
・最終処分量 約1,040万t( 2.6%) (前年度 約 1,172万t 3.0%)