環境省 微量PCBを含む廃棄物の焼却実証試験 実施
2010/12/15
環境省
環境省は、平成22年12月20日~22日に、兵庫県神戸市の神戸環境クリエート株式会社において「微量のPCBを含む廃棄物の焼却実証試験」を実施すると公表した。
環境省では、微量のPCBを含む廃棄物の処理体制の整備を図るため平成17年度から、既存の産業廃棄物処理施設等において、焼却実証試験を行い、安全かつ確実に処理できることを確認してきている。
微量のPCBを含む廃棄物の処理体制の検討に向け、処理の安全性及び確実性を確認する観点から、焼却実証試験を引き続き行うこととしており、関係自治体である神戸市及び産業廃棄物処理施設の設置者である神戸環境クリエート株式会社の協力を得て、焼却実証試験を実施することにしたもの。
今回の試験では、微量のPCBを含む廃棄物(廃活性炭、防護服等)を1,100℃以上に保った燃焼ガス中に2秒以上滞留させて焼却し、処理後の燃え殻、排ガス中のPCB濃度等を分析し、適正に処理されていることを確認する。
出典:EICネット