環境省 平成28年 廃棄物処理法に基づく廃棄物の輸出確認及び輸入許可について
2017/05/29
環境省
環境省は、毎年「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づく廃棄物の輸出入の実施状況について集計している。同法では、廃棄物を輸出入する場合、環境大臣による輸出入の確認を受け、輸出入量等を報告することとなっている。今般、平成28年1月から12月までの状況について、とりまとめ発表した。主な内容は以下の通り。
【廃棄物輸出の状況】
廃棄物の内容 :石炭灰
輸出相手国 :韓国・香港
輸出確認件数 :46件(前年42件)
輸出確認量 :3,166,589t(前年2,943,538t)
輸出後処分完了:1,366,316t(前年1,377,758t)
目的 :セメント製造における粘土代替原料又は混和材としての利用のため。
【廃棄物輸入の状況】
廃棄物の内容 :廃乾電池、ヨウ素含有廃触媒等
輸入相手国 :台湾・韓国
輸入確認件数 :7件(前年7件)
輸入確認量 :5,424t(前年5,987t)
輸入後処分終了:1,522t(前年2,060t)
目的 :ほとんどが、資源回収のため