災害廃棄物の集積所開設 庄原市、ボランティアも募集
2010/07/22
環境省
集中豪雨による土石流被害があった庄原市では20日、川沿いなどにたまった大量の流木や泥まみれになった家具などの撤去を進めるため、同市新庄町の県営庄原工業団地、同市西城町の大屋小学校(休校中)のグラウンドと大屋農村広場の3カ所に廃棄物の集積所が設けられた。
市によると、工業団地だけでダンプカーやトラック計32台分の廃棄物が運び込まれたという。
被災者は工業団地と農村広場に直接、廃棄物を持ち込めるほか、自宅がある地域の仮置き場に廃棄物を集めておけば、市が回収するという。
また、市は同日、市役所1階に、復旧作業を手伝う災害ボランティアの受付窓口(0824・73・1179)も設けた。希望者は事前に問い合わせてほしいという。
市災害対策本部によると、警察や消防計118人がこの日も、行方不明の同市川北町、天野ミチヨさん(87)の捜索に当たったが発見できなかった。同日午後5時現在、3カ所に計32世帯77人が引き続き避難している。
出典:asahi.com