日野自動車、自動車リサイクル法に基づく2008年度再資源化等の実績を公表
2009/05/29
環境省
日野自動車株式会社(以下 日野)は、自動車リサイクル法(※1)に基づき、2008年度(2008年4月~2009年3月)の使用済自動車の再資源化等の実績を公表いたしました。
自動車リサイクル法において、自動車メーカー等は、使用済自動車から発生するシュレッダーダスト(以下ASR)、エアバッグ類、フロン類の特定3品目の引取り、リサイクル、適正処理の義務を担っております。
日野ではASRは豊通リサイクル株式会社に、またエアバッグ類・フロン類は一般社団法人自動車再資源化協力機構に業務委託し、特定3品目の引き取り・リサイクルを適正かつ効率的に行っております。
2008年度の再資源化等の実績は、ASR 10,743台(引取り量:3,764.5 トン)、エアバッグ類559台、フロン類3,151台(引取り量:1,575.7kg)となりました。
ASRの再資源化率は77%で、2015年度法定基準70%を前倒しで達成しました。また、エアバッグ類の再資源化率は94%で、法定基準85%を上回る水準となりました。フロン類についても引取った1,575.7kgの適正な破壊処理を行ないました。
なお、特定3品目の再資源化等に要した費用の総額は241,676千円で、資金管理法人から払渡しを受けたお客様からの預託金の総額133,889千円を107,787千円上回りました。
日野は「自動車リサイクル法」を遵守するとともに、独自に定めた「日野地球環境憲章」の下、循環型社会の構築に向けた取組みをさらに推進してまいります。