日中間でリサイクル資源を監視
2009/12/09
環境省
リサイクル可能な資源が適正に処理されているかを、日本と中国の間で監視する事業が、北九州市を拠点にスタートすることになりました。
この事業は、リサイクルが可能な資源にICタグやバーコードを取りつけ、北九州市と中国・広州の再生処理事業者間で流れていく資源を追跡して、適正に処理がなされているか、インターネット上で管理するというものです。
若松区にある社団法人「資源循環ネットワーク」が中心となって実施し、当面は中国でリサイクルが可能な「複合プラスチック」に限って取り扱い、サービス料金は1トン当たり1500円に設定されています。
これまで、個別の企業で資源の追跡調査を行っているケースはありますが、第三者である認証機関が中核となった取り組みとしては、世界初となります。
この事業は今月18日にスタートします。
出典:RKB毎日放送