感謝状:不法投棄監視の6委員に--岐阜市で研修会 /岐阜
2010/05/21
環境省
岐阜市の不法投棄監視モニター研修会が19日、市役所で約70人が出席して行われ、不法投棄監視委員を7年以上務める功労者6人に感謝状が贈られた。
不法投棄監視委員は任期2年で、現在56人がパトロールをしている。
初めに片桐猛・市環境事業部長が「当初、年間2400件を超える不法投棄が最近は1200件余に減り、回収廃棄物も年間131トンあったのが今では31トンで4分の1に減少した。今後も県警と連携して夜間もパトロールしていきたい」などとあいさつ。
続いて榊間明彦・岐阜中署生活安全課長が不法投棄の現状について講演。「ごみを捨てる行為は犯罪。最近、産廃の不法投棄は減ってきたが、一般家庭ごみの不法投棄は増えている。罰金100万円を超えた人もいる」などと啓発した。
感謝状を受け取った岐阜市忠節町の自治会長、後藤孝夫さん(71)は「町内では、四ツ谷公園や天神神社でテレビや自転車などの不法投棄がよくあったが、今は少なくなってきた」と成果を話していた。
出典:毎日新聞社