建設産廃、元請けに責任 不法投棄対策、環境省方針
2009/12/09
環境省
環境省は産業廃棄物の不法投棄を防ぐため、ゼネコンなど元請け事業者に排出責任を負わせる方針を固めた。
不法投棄の約8割は建設廃材で、悪質な下請け処理業者が原因となっている。このため、元請け事業者に下請け業者の把握や処分状況の確認などを義務づける考え。来年の通常国会にも廃棄物処理法の改正案を提出し、2011年度の導入を目指す。
このほど中央環境審議会の廃棄物処理制度専門委員会から報告を受け、制度改正の検討に入った。一般からの意見も反映し改正内容を詰める。
出典:NIKKEI NET