廃食用油の再利用で回収箱設置/浪岡
2010/05/06
環境省
青森市浪岡の浪岡中央公民館では今月から、使用済み天ぷら油などの廃食用油を燃料に精製して再利用するため回収箱を設置し、回収が始まった。市は環境保護と資源のリサイクルを呼び掛けている。
循環型社会実現を目指す同市施策の一環。一般家庭から排出された賞味期限切れや使用済みの植物性食用油を原料に、バイオディーゼル燃料をつくって資源の有効活用と環境負荷の低減を図る。
昨年度は、ごみ収集車2台がバイオディーゼル燃料で活動したという。
同公民館は「リサイクルに役立ててほしいと、回収箱の設置前から廃油を持ち込んできた人もいた。正しい出し方を守って」と呼び掛けている。
回収の期間は今年度いっぱいで、浪岡地区の回収場所は同公民館となっている。
出典:陸奥新報