廃船の不法投棄監視 福山
2010/11/24
環境省
福山海上保安署と環境省、広島県、福山市は22日、福山港沖合などで不法投棄を監視する合同パトロールをした。
福山港から走島、鞆港、田尻町沿岸部を巡る行程約50キロを、約2時間かけて巡視艇で巡回。海洋汚染防止法や廃棄物処理法に違反する不法投棄がないかチェックした。
走島北東部では、廃船とみられる漁船1隻をひっくり返った状態で確認した。環境省の調査官たちは双眼鏡で現場を確認し、写真を撮っていた。
合同パトロールは年2回実施している。坪木隆裕署長は「関係機関と情報交換しながら、不法投棄の摘発と未然防止対策を進めていきたい」と話していた。
出典:中国新聞