広島県、来年度から産業廃棄物抑制支援事業
2010/03/19
環境省
広島県は2010年度から「事業所内廃棄物抑制支援事業」を新設する。
産業廃棄物の排出量抑制を図るため、排出削減を目的に機器を導入する中小企業に対し、機器購入費などの3分の1を補助する。
県内に事業所を持ち、1年以上同一事業を営んでいる中小企業が対象。4月から3回に分けて募集し、希望が多ければ補正予算などで対応する。
事業所から排出する産業廃棄物の重量の10%以上か、容量の30%以上を削減できる機器購入が条件となり、1000万円を限度に、機器購入費、設置費の3分の1以内を補助する。
導入例としては、食品残さを高温乾燥機で飼料化する装置や、廃油・廃液処理装置、発泡スチロール減容機など。ただし焼却や溶融する処理機器は対象外。
出典:日刊工業新聞