平成23年度食品廃棄物等の年間総発生量及び食品循環資源の再生利用等実施率について
2013/06/18
環境省
農林水産省は、食品リサイクル法に基づく定期報告結果と食品リサイクルに関する事例調査結果を用いた推計により、平成23年度食品廃棄物等の発生量及び食品循環資源の再生利用等実施率を取りまとめました。
■概要
食品リサイクル法においては、食品関連事業者による食品循環資源の再生利用等を推進することとされており、定期的に食品関連事業者の再生利用等の実施状況を把握する必要があるため、農林水産省では食品リサイクル法に基づく定期報告結果と食品リサイクルに関する事例調査結果を用いた推計により、毎年度食品廃棄物等の発生量及び食品循環資源の再生利用等実施率を取りまとめています。
(1)食品廃棄物等の発生量
平成23年度の食品産業全体における食品廃棄物等の年間総発生量は1,996万トンとなりました。これを業種別にみると、食品製造業が1,658万トンで食品産業全体の83%を占め、食品卸売業が22万トン、食品小売業が127万トン、外食産業が188万トンとなりました。
(2)食品循環資源の再生利用等実施率
平成23年度の食品産業全体における食品循環資源の再生利用等の実施率については、業種別にみると食品製造業は95%、食品卸売業は57%、食品小売業は41%、外食産業は23%でした。