平成21年度産廃総排出量、前年度より約1,400万トン減少
2012/02/28
環境省
環境省は、平成21年年度の産業廃棄物の排出及び処理状況の調査結果を公表した。
公表によると平成20年度の全国の産業廃棄物の総排出量は約3億8,975万トンで、前年度に比べ、約1,400万トン(約4%)の減少となった。
業種別排出量では前年度と同様、電気・ガス・熱供給・水道業(24.7%)、農業・林業(22.7%)、建設業(18.9%)、パルプ・紙・紙加工品製造業(8.8%)、鉄鋼業(6.4%)、鉱業(3.6%)の上位6業種で総排出量の8割以上を占める結果となった。
また、廃棄物の種類別排出量も前年度同様、汚泥(44.5%)、動物のふん尿(22.6%)、がれき類(15.1%)の上位3品目だけで総排出量の約8割に達していた。
産業廃棄物の処理状況は、再生利用量が産業廃棄物全体の53.0%にあたる約2億671万トン、減量化量は約1億9,944万トンであった。
なお、最終処分量は前年度の約1,670万トンから約17%減少して約1,359万トンであった。【環境省】
出典:EICネット