山梨県、PCB廃棄物の処理について
2013/06/20
環境省
■PCBとは
PCB(Poly Chlorinated Biphenyl(ポリ塩化ビフェニル))は、水に極めて溶けにくく、沸点(約600℃)が高いなどの物理的な性質を有する主に「油状」の物質です。また、熱で分解しにくい、不燃性、絶縁性が高いなど、化学的に安定した性質を持っております。
PCBは、ポリ塩化ビフェニル化合物の総称であり、その分子に保有する塩素の数やその位置の違いにより理論的に209種類の異性体が存在し、なかでも、コプラナーPCB(コプラナーとは、共平面状構造の意味)と呼ばれるものは毒性が極めて強くダイオキシン類として総称されるものの一つとされております。