山形・新ごみ焼却場:3候補地を公表 山形の隔間場 上山の川口、須刈田 /山形
2012/09/03
環境省
◇説明会など、年内1カ所に決定
山形、上山など2市2町で建設計画を進めている新ごみ焼却場の建設候補地を巡り、2市2町でつくる「山形広域環境事務組合」(管理者・市川昭男山形市長)は、29日に開かれた組合議会全員協議会で、山形市南西部の隔間場(かくまば)地区(同市長谷堂木落山)、上山市西部の川口地区(同市川口五反田)、同市北西部の須刈田(すがりだ)地区(同市狸森(むじなもり)須刈田毛無沢)の計3カ所に絞ったことを明らかにした。今後は地権者や周辺住民向けに住民説明会、施設見学会などを開き、年内までに1カ所に絞る予定。
同組合によると、隔間場地区の候補地は採石場の跡地。広さは約7万平方メートルで、うち1万平方メートルは山形市の市有地。山形市から長井市方面に向かう国道348号と中山、山辺、山形、上山の2市2町を南北に抜ける国道458号の十字交差点が近く、効率よく搬送できる。地盤は平たんで安定しており土地造成が容易としている。
出典:毎日新聞