容器包装リサイクル プラスチック上限は93000円に 21年度の再商品化事業者を決定
2009/03/24
環境省
財団法人日本容器包装サイクル協会では、平成二十一年度の再商品化事業に向け、さきごろガラスびん、PETボトル、紙製容器包装およびプラスチック製容器包装など、それぞれの再商品化事業者の入札を行い、二十一年度の再商品化事業者を決定した。結果については先月末に各入札事業者と市町村に通知されている。
なお、プラスチック製容器包装の再商品化については、過剰な競争により再商品化費用が高騰する事態を避けるために再商品化事業者の選定に際して「上限値」を設けることとされている。平成二十一年度のプラ製容器包装(白色トレイを除く)の再商品化事業者の入札選定上限値はトン当たり九三〇〇〇円と設定された。
また、前年度に引き続いてプラ製容器包装の材料リサイクルについては、再商品化製品が一定の品質基準を満たすことを条件に優先的に取り扱うこととされており、さきの入札締め切り後、優先扱いの基となる各社(平成二〇年度契約事業者)の品質測定結果が公表されている。
出展:日刊資源新報