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大阪市、生ごみでバイオガス 発電燃料製造を実験

2011/02/24

環境省

 大阪市は城東区森之宮地区のごみ処理施設、森之宮工場に集まる生ごみを下水汚泥処理施設に投入して燃料となるバイオガスを発生させる実験を2011年度から始める。同工場を建て替えて新設する発電施設の燃料として活用。廃熱の活用も含め同地区で消費する全エネルギーの8割、1万世帯相当分を同工場や下水処理施設で創出する。

 森之宮地区でごみ処理施設と下水処理場が隣接している特性を生かす。大阪市は11年度に約2700万円かけて生ごみを下水汚泥の高温の浄化槽に投入し、ガスがどの程度発生するか検証する。大阪市によると全国的にも珍しい取り組み。

 現在は森之宮工場で発生する蒸気を暖房用として周辺の大規模団地に供給している。新工場が稼働する2021年度からは発電に伴う廃熱を活用した温水も供給する。このため、温水用パイプの敷設計画などを詰める。

 市は廃棄物処理で発生するエネルギーを再び家庭に提供する「循環型まちづくり構想」を森之宮地区で進めている。

出典:日本経済新聞

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