大台町が不法投棄監視カメラを設置/三重県
2009/03/12
環境省
大台町は不法投棄防止のため、町内数か所に、夜間でも鮮明に録画できる機能を持つ「不法投棄監視カメラ」を設置した。
町生活環境課によると、建築廃材や家電製品、古タイヤなど毎年10~20トンのごみが、草木が生い茂る道路脇のがけ地や絶壁、山林などの発見されにくい場所に不法投棄されている。大台署や地元自治会などと協力し、定期的なパトロールを実施しているが、焼け石に水の状態という。このため、環境省中部地方環境事務所(名古屋市)に相談し、3か月間、監視カメラの無料貸与を受け、効果が出れば町独自で購入する。カメラは高い位置に固定され、夜間も赤外線センサーで動くものを感知し、30秒間の連続録画が可能。同課は「環境汚染につながる悪質なケースが少しでも減ってくれれば」と期待している。
出展:読売新聞