和歌山市:資源回収に奨励金 ごみの分別徹底へ--6月から /和歌山
2010/04/28
環境省
和歌山市は6月から、資源ごみを集団回収する団体に、回収量に応じて奨励金を交付する制度を始める。通常のごみ回収では市民の分別が徹底されておらず、奨励金によってリサイクル意識を高めることが狙いという。
大橋建一市長が26日の定例会見で明らかにした。
対象ごみは、瓶▽缶▽紙▽布▽ペットボトルの5種類。自治会や婦人会、NPO法人など非営利の団体に先着100団体で登録してもらい、年3回以上の集団回収をする。段ボールや新聞など紙類と金属類が1キロ2円▽瓶と布類が同4円▽ペットボトルが同3円。1団体当たり年6万円を交付上限とする。
偏りが出ないよう、全種類を回収することが条件。大橋市長は「安定的なリサイクルを実現し、ごみ焼却施設の長寿命化にもつなげたい」と話した。問い合わせは市一般廃棄物課(073・435・1352)まで。
出典:毎日新聞社